売ります・買います・探しています


 このコーナーでは余剰品の販売や、稀少品の捜索などを掲載します。



三相交流発電機を入手しました

 昨年の夏から三相交流の発電機を探していましたが、私たちに見合う有効な情報が得られなかったため、ヤフーオークションにアラートをかけてチャンスをうかがっていました。三相交流の発電機自体の出品が少なく、たまたま安いと思うとジャンク扱いで動作保証がなく、すぐにでも使えそうな物件の落札価格は、私たちの手が届くものではありませんでした。以下はこの1年間のウォッチでめぼしかった物件です。特に信濃電気の PEG24001 は、まさしくJRの保線現場で使われている物と同じ発電機で、タンパーに付いている電源プラグに適合する(非常に珍しい)コンセントが付いていたので入札してみたのですが、落札できませんでした。

新ダイワ EG38MT 落札価格 ¥63,000 新ダイワ EG38MT 落札価格 ¥70,000 新ダイワ EG50T 落札価格 ¥100,000以上
   
ホンダ ET5000Z 落札価格 ¥149,000 ホンダ ET4500 落札価格 ¥100,000以上 信濃電気 PEG24001 落札価格 ¥82,000

 そんな中で、ちょっと興味が湧く物件が出品されました。ジャンクという名目ですが、外見がきれいでエンジンの圧縮もあるとのことでした。形式はホンダのET3600で、約30年前の製品です。価格もそれまでにウォッチしていた物件に比べて安かったため入札してみました。入札締切直前に競り合いがあり、当初想定していた価格よりだいぶ高価になってしまいましたが、何とか私たちでも手が届く価格で落札することが出来ました。その後の整備には一苦労ありましたが、既に使える状態にまでレストアが終わっており、その様子はいずれ「活動日誌」でご報告したいと思います。これまでに発電機に関する情報をお寄せいただいた皆さん、どうもありがとう御座いました。これをもって捜索は終了とさせていただきます。


落札したホンダ ET3600(3.6KVA)

2008年6月8日 追記



三相交流の発電機

 いままでは、線路の砂利は「ビーター」と言う「つるはし」に似た道具によって突き固めていましたが、このところ飛躍的に軌道が延びており、とても人力による突き固めでは追いつかない状況になってきました。ちなみに、軌道総延長は昨年度末で400mを超えています。そこで、6月の活動時にタイタンパー(振動により砂利を突き固める電動工具)2台を松原に持ち込みました。これは羅須地人保線協会様の特段なる御配慮により借用したものです。

 松原ワークスには商用電源が来ていません。通常は単相100Vの発電機で電力を供給しており、これ以外にも電気溶接機を兼ねた直流100Vを得る発電機も備えています。しかしタイタンパーには三相交流200Vが必要なのです。これはタイタンパーを借り受ける時から判っていたのですが、発電機は現地で調達できると安易に考えていました。しかし、王滝村の建設会社などに問い合わせても三相の発電機を持っている会社がなく、せっかくお借りしたタイタンパーも宝の持ち腐れ状態になっています。


 三相交流の発電機は、まともに購入すると2〜30万円は覚悟しなければなりません。と言うことで、既に使っていない廃棄寸前の三相交流の発電機を格安で探しています。出力が2KVA(60Hz)程度あれば、壊れていても部品が調達できて、修理出来るのものであれば何でも構いません。有効な情報があれば是非ご一報下さい。宜しくお願いします。(写真は羅須地人保線協会様で使っている三相交流の発電機です。)

2007年7月1日 追記



15kgレール用ジンクロ(レールベンダー)を捜しています

 2006年ゴールデンウィークの松原での軌道敷設作業で判ったのは、レールを曲げる作業がボトルネックとなり作業効率が上がらないことです。レールを曲げる工具(ジンクロ)が1台しかないからです。従来の小規模な敷設作業では充分に活躍していたジンクロですが、10人近くが一斉に作業に取りかかるとジンクロの奪い合いになってしまいます。と言うことで、知り合いのレール等を扱う商社等に問い合わせてみたのですが、今現在15kgレール用のジンクロを製造している会社、販売している会社が見つからないと言われてしまいました。15kgレールそのものは供給があるのに、ジンクロが手に入らないのは納得できません。

 このホームページを見ている方で、作ってくれる所や、売っている所をご存じの方、古いジンクロを手元にお持ちで、譲っても良いと言われる方がおりましたら、りんてつ倶楽部宛に是非ご連絡下さい。宜しくお願いします。 <写真:左がネジで押すだけの旧型、右がラチェットになった新型>

 羅須地人鉄道協会様からレストアを要するが、右写真と同じタイプの新型ジンクロを長期貸与していただけることになりました。元をただせば木曽から持ち込んだ物とのこと。ジンクロが里帰りしたことになります。詳しくは活動日誌「平成18年 第三回活動」をご覧下さい。(2006年6月18日 赤字部分を追記)

 羅須地人鉄道協会様から貸与していただいたジンクロのレストアが完了しました。詳しくは活動日誌「平成18年 第四回活動」をご覧下さい。これをもって捜索は終了とします。ご協力ありがとうございました。(2006年8月2日 青字部分を追記)

2006年5月13日 追記



森林鉄道フェスティバルの利益を実行委員会に寄付しました

 りんてつ倶楽部が2005森林鉄道フェスティバルの記念グッズとして作成した特製マグカップの販売で、27560円の利益を上げることが出来ました。また、同時に販売した鉄道書籍でも35946円の利益を上げることが出来ました。お買い求めありがとうございました。ご来場いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

 これら利益の合計63506円は、当初より告知していた通り今後の森林鉄道保存活動事業の資金となるように、フェスティバルの実行委員会に6月16日付で全額寄付(振込)しました。皆様方のお買い物が森林鉄道の保存に役に立っていることを、ここにご報告しておきます。

 なお、マグカップは各柄とも関係者分を含め100個づつの限定品です。2度と手に入らない物なので、大事に使って下さいね!

2005年6月21日 追記



2005森林鉄道フェスティバルの記念グッズ

 フェスティバル実行委員会や木曽モジュール倶楽部(KMC)、地元の商店などが趣向を凝らせた記念グッズを企画していますが、りんてつ倶楽部でも用意しました。王滝村とりんてつ倶楽部が動態保存している酒井工作所製5tディーゼル機関車132号機柄と、赤沢自然休養林で静態保存しているボールドウィン製B1リアタンク型蒸気機関車1号機柄の、特製マグカップ2種類です。

 カップは各々80個(合計160個)程準備しましたが、なにぶんこわれ物なので何個販売できるかは当日になってみないと判りません。田島停車場跡の試乗会会場での販売するのか、メイン会場である公民館で販売するのかは未だ決まっていませんので、フェスティバル当日に実行委員会スタッフにお問い合わせ下さい。販売価格も未だ決まっていませんが、お求め易い価格にする予定ですので是非お求め下さい。なお、収益は王滝村の森林鉄道保存事業に全額寄付する予定です。

 
左:酒井製ディーゼル機関車 132号機柄、 右:ボールドウィン製蒸気機関車 1号機柄

2005年4月29日 追記



「林鉄のむら」の売上金をお届けしました


 2004年2月末日を締め切りにした「林鉄のむら」のオークションでは、たくさんの方から入札いただきありがとうございました。大変遅くなりましたが2004年5月30日に著者である三浦征弘(みうらゆきひろ)さんに売上金をお届けしました。思いのほか高額で買っていただけたことに、たいそう驚き、喜んでいました。お買い上げいただいた方々には、この場をお借りして改めて御礼を申し上げます。

2004年6月10日 記



銀河書房の本「林鉄のむら」を頒布


 王滝森林鉄道が廃止に至る経緯など王滝村滝越地区の住民として、王滝村役場の職員として書き綴った「林鉄のむら」と言う本をご存じですか? 昭和52年に銀河書房から出版されたB6判程の小さな本で、著者はスクールカー「やまばと号」の運転手として知られている三浦征弘(みうらゆきひろ)さんです。


 三浦征弘さんは王滝村役場を定年退職した後も王滝村議会議員等を勤め、村でも名の知れた一人です。森林鉄道にも人一倍思い入れが深く、私共りんてつ倶楽部も大変お世話になっている方です。

 その三浦征弘さん宅の物置から「林鉄のむら」が何冊か発見されました。珍しい写真なども掲載されており、資料的にも価値があり、木曽森林鉄道ファンとしては是非手元に置いておきたい一冊です。ヤフーオークションなどでは稀少価値から1万7千円の高値で取引された事もある程です。


 りんてつ倶楽部では、この発見された本の販売を三浦征弘さんからお任せいただくことになりました。もちろん全ての売上げは著者である三浦征弘さんにお渡しすることになりますので、できるだけ高値で販売したいと考えています。新本ですが二十数年前の本であり、保存状態も良くなかったようで、把捉の紐の跡や製本(ホッチキス)の針から錆が出ている物もあります。それでも宜しければ、以下に示す方法(簡易オークション)でお譲りします。ご希望の方は是非ご入札下さい。

左写真:紐の跡  右写真:錆が浮き出ている



【入札条件】

 入札開始価格は3000円とし、入札単位は100円とします。商売ではないので消費税はいただきませんが、代金の振込手数料と、本の送料は別途ご負担願います。送料は冊子小包で全国一律240円(梱包代30円を含む)です。

 他人の入札額をリアルタイムでお知らせする仕組みを用意できませんので、週に一度程度当ホームページの電子掲示板で状況を報告する予定です。入札の締切は2004年2月29日(日)正午までに到着したMAIL(延長の可能性あり)とします。

 入札締切後、上位金額から順番に4名様までを落札とさせていただきます。(同額の場合は勝手ながら抽選とさせていただきます。)全員の方に当落の通知を差し上げると共に、落札された方には代金の振込先を連絡します。なお、ホームページ上での落札者の実名は発表しません。

 以上の条件で納得いただければ、りんてつ倶楽部まで、MAILで入札下さい。なお、MAILは以下に示す内容として下さい。ご質問は当ホームページの電子掲示板をご利用下さい。

【MAILの内容】

表 題:「林鉄のむら4000円」のように、入札金額を記載願います。
本 文:「林鉄のむら希望」と記載
    入札額(タイトルと同じ金額)
    郵便番号
    住所
    氏名
    電話番号
    MAILアドレス   を記入して下さい。

【MAILの宛先】

  kiso_outaki@hotmail.com

【ご注意】

(1)ご連絡いただいたMAILアドレスの誤りで落札通知のMAILが届かなかったり、落札通知に対して1週間以上返信がない場合は、申し訳ありませんが無効とさせていただき、次の方を落札とさせていただきます。
(2)数に限りがある本ですので、乱丁・落丁に関して、お取り替えすることが出来ません。ご了承下さい。なお、この場合に限り返品を受け付けることとします。

【本の概要】

書 名:林鉄のむら
出版社:銀河書房:長野市(1997〜8年頃倒産したようです。)
著 者:三浦征弘
出版日:昭和52年11月1日(初版)
判 型:B6判(182×128mm)
頁 数:158頁
重 量:約200g
印 刷:黒単色(写真あり)
定 価:1000円
状 態:新古本(把捉の紐の跡、製本の針からの錆あり)
在庫数:約10冊

2004年1月1日 記


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